top of page
執筆者の写真行晃 松谷

治療による五行説

更新日:2020年5月19日

万物陰陽五行に区分けする事から始まります。

それらは、互いにバランスを取りあいながら平衡を保ちます。


大切な事は、いつも交流して動いていること

完全に陰陽のバランスが取れた状態は死を意味します。


生きていると言うことは

いつもバランスを取ろうとして動きながら平衡を保っているのです。


では、病気とは何でしょうか


陰陽五行のバランスが病的に崩れた状態言います。


このことを頭に入れて進めてゆきます。



万物の中から、人体関係にするものを抜き出した表が下図です。

これらは、下図の法則に従い動きながらバランスが取られています。




相生関係

肝は心を生む(肝の血は心に送られる)

心は脾を生む(心は陽気が多く脾はその陽気を受けて動く)

脾は肺を生む(脾は胃腸に命令して気血津液を生成しているので肺気の循環で全身に送られる。)

肺は腎を生む(腎は津液が多いところだけど、津液だけでは身体に循環しない肺の気が必要)

腎は肝を生む(腎には津液が多い、肝の血には津液が含まれており、津液が無いと枯渇してしまう。)


相剋関係

肝は脾を剋す(肝は脾より血を徴収する)

心は肺を剋す(心は血を循環させているが、血だけでは循環できないので肺気を徴取、心が熱を持ちすぎないように熱を発散させる)

脾は腎を剋す(脾胃は鍋で、腎は水、消化物が胃に入ると水を入れて茹でる。脾は腎から水を徴取する)

肺は肝を剋す(肝は血を蔵す、肺は気で血を循環させる、肺は肝より血を徴取して全身に循環させる)

腎は心を剋す(腎は海、心は太陽、水を動かすためには太陽の熱が必要になる)



閲覧数:3回0件のコメント

Comments


bottom of page